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咽頭がん・喉頭がんの患者さまへ、プラスアルファの最先端がん治療

咽頭がん・喉頭がんの患者さまへ、
プラスアルファの最先端がん治療
樹状細胞ワクチン療法
アイマックスがん治療

※姉妹クリニック(セレンクリニック東京)における症例報告より

咽頭がんの症例報告
手術後に再発・転移し、放射線、抗がん剤が無効であった症例です。
アイマックスがん治療によって顕著ながんの縮小がんによる痛みの軽減を認めました。

赤い円で囲まれて光っているところところが、咽頭がんです。アイマックスがん治療後に顕著ながんの縮小を認めました(PET-CT画像)

咽頭がんPET-CT画像

咽頭がん・喉頭がんの最先端がん治療
免疫放射線療法「放射線治療(定位照射)+樹状細胞ワクチン療法」

再発を繰り返し、頸部リンパ節転移を有する難治性下咽頭がんの患者さまに対して、最先端の放射線治療である定位照射(定位放射線照射。高い精度でがんの部分だけに集中して放射線を照射する方法。)と樹状細胞ワクチン療法との併用で、がんの著しい縮小ならびにがん性疼痛の緩和などQOLの改善を認めた症例。

Introduction
手術後再発し、放射線、化学療法も無効であった進行下咽頭がんは、一般的には他の治療の選択肢がないと言われている。本症例は、再発を繰り返し、放射線治療、化学療法も行なったが効果なく、標準治療の選択肢がなくなった、局所再発および頸部リンパ節転移を有する進行下咽頭がんの患者さまで、定位照射でがんのアポトーシスを誘導した後、当院の姉妹クリニックの樹状細胞ワクチン療法を開始、局所再発部位の消失およびがん性疼痛の緩和などQOLの改善を認めた症例を報告する。

Case
50歳代男性。家族歴:特記事項なし。
診断名:下咽頭がん、両側頸部リンパ節転移

2005年2月 上記診断にて、放射線(66Gy)、化学療法(CDDP「シスプラチン」+5FU「フルオロウラシル」)2クール施行しCR*となる。
2005年9月 再発を認め手術(腫瘍切除術(声帯一部温存)、右側頸部郭清術)
2006年2月 再々発のため手術
2006年5月 再々々発認める。K大学病院にて遺伝子治療(詳細不明)行なうも奏効せず、同年7月当院の姉妹クリニックに医療相談に訪れ、治療を開始した。
 1)免疫放射線療法(定位照射+局所樹状細胞ワクチン療法):8月〜定位照射終了後、局所樹状細胞ワクチン療法1クール(2週に1回x4回)CTガイド下にて施行。
 2)自己がん組織樹状細胞ワクチン療法:自己がん組織をパルスした樹状細胞ワクチン療法を1クール(2週に1回x5回施行。
 3)活性化リンパ球療法(LAK療法):2週に1回点滴静注。
 4)上記に加えて姉妹クリニックのBRM療法、メトロノーム化学療法を併用。

治療後PET-CTにて、照射、樹状細胞局注部の再発腫瘍はほぼ消失し、FDG集積の著しい低下が認められた(PR*)。頸部リンパ節転移巣はSD*。両側腋窩リンパ節に転移を疑わせるFDG集積が認められたが再撮影したPET-CTでは消失していた。炎症性変化であったか、あるいは樹状細胞ワクチン療法によりがん抗原(「がんの顔つき」)を記憶したTリンパ球により押さえ込まれたのかも知れない。その後再発は認めていない。肺に新病変が認められたが(PD*)、現在経過観察中でstableな状態である。この間、再発腫瘍部の疼痛は軽減しQOLの改善が認められた。NIC共通毒性基準によるgrade3以上の重篤な副作用は認めなかった。同治療法が標準治療無効の難治性下咽頭がんにおいて、安全かつ有効な治療法となる可能性が強く示唆された

咽頭がんのPET-CT画像)

咽頭癌PET-CT画像002

Discussion
がんに直接樹状細胞を注入し、そこで免疫反応を賦活させる局所樹状細胞ワクチン療法は、生体内で、がん組織に特異的な細胞障害性T細胞(CTL)を誘導し、治療効果を得ようとするがん治療である。がん組織に注入された樹状細胞はがん細胞を貪食した後、近傍のリンパ節へ移動し、T細胞に抗原を提示する。T細胞はこれを認識し、CD8+T細胞はCTLに、CD4+T細胞はヘルパーT(Th)細胞に分化しがん組織を構成する細胞の拒絶に働く。

近年、患者さまの末梢血より試験管内で樹状細胞を誘導する方法が確立され、樹状細胞ワクチン療法は多くの施設で試みられる様になった。これまでのがん免疫療法の主流であった非特異的免疫療法(BRM療法、サイトカイン療法、活性化リンパ球療法「LAK療法」など)と樹状細胞ワクチン療法との大きな違いは、樹状細胞によりがん組織に特異的ながん関連抗原を提示されたT細胞は、(1)認識した抗原特異的に殺細胞作用を発現する事、(2)全身に波及し遠隔部位の腫瘍にも効果を及ぼす事、(3)さらに重要なことは自己がん組織に含まれる患者さま特有のがん関連抗原を記憶したT細胞による免疫学的監視機構により再発・後発転移の予防効果が期待できる事である。樹状細胞ワクチン療法は、いわゆる自分のがん組織に対する効果的なワクチン療法といえる。

*標的病変の評価について
 完全奏効(completeresponse;CR):
  すべての標的病変の消失。
 部分奏効(partialresponse;PR):
  ベースライン最長径和と比較して標的病変の最長径の和が30%以上減少。
 進行(progressivedisease;PD):
  治療開始以降に記録された最小の最長径の和と比較して標的病変の最長径の和が20%以上増加。
 安定(stabledisease;SD):
  PRとするには縮小が不十分かつPDとするには増大が不十分。


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